使い捨ての不織布マスクを加工して高密着性化する方法です。

先ず、CDC等が公開している方法で不織布マスクを加工します。

マスク両端の紐を結びフィルターを内側に織り込むこの方法だけでもかなり顔面との密着性が上がりますが、これでも鼻当て部分の隙間は開いたままです。
これに眼鏡曇り防止に使うパッドを用いる事で、残ったこの隙間を封じ顔面との密着性が更に高まったマスクを作る事が出来ます。
(今回使用するパッドはポリウレタン製でセリアで購入しました)

高密着性の使い捨てマスクには防塵タイプのものやN95マスク等がありますが、どれも基本的に高価な物です。

今回の加工方法はN95マスクに勝る密着性は流石にありませんが、低コストで作り方も簡単であり、呼吸に合わせてマスクが膨らんだり萎んだりする程度には顔面との密着性が高まります。

こうして隙間が全体的に無くなる事によって、通常の使い方では隙間だらけで発揮しきれないマスクフィルターの性能を比較的高いレベルで引き出す事が出来ます。
(耳紐が幅広なタイプが耳への負担が減るのでお勧めです)

不織布マスク単体では飛沫や粉塵の吸い込み防止はあまり期待出来ませんが、この方法であれば体感としてはかなり吸い込み防止機能が働いていると感じます。
(私は花粉症持ちなのでそれ対策としても使う予定です)

また眼鏡も曇りにくいので、眼鏡ユーザーの方にもお勧めです。
是非お試し下さいませ。